ユーザーガイド

目次

はじめに
ユーザーインターフェース
ツールバー
RAID再構築

データの痕跡削除
その他のオプション


はじめに

リムーバブルメディア上のデータ復元を行う場合には、「EasyRecovery™」を起動する前にメディアをドライブに挿入してください。管理者権限でログインの上、「EasyRecovery™」を起動してください。

スマートフォンなどのマルチメディア・モバイルデバイス上のデータ復元を行う場合には、「EasyRecovery™」を起動する前にデバイスがPCに接続され、リムーバブルメディアデバイスとして認識されていることを確認して下さい。

復元対象以外に復元データを保存するデバイスが接続されている必要があります。保存先デバイスに十分な空き容量があるかどうか確認して下さい。追加の保存先デバイスを接続する場合、「EasyRecovery™」を起動する前に作業を行って下さい。

不要なアプリケーションは全て閉じて下さい。電源オプション設定の省電力設定をオフにして下さい。ノートブックを使用する場合、バッテリーの残量が十分にあることを確認、または、ACケーブルで電源に接続していることを確認して下さい。


ユーザーインターフェース

EasyRecovery™」は初心者でも使いやすいウィザード形式のインターフェースになっています。

EasyRecovery™」を起動すると、右図のような画面が表示されます。「次へ」をクリックしてウィザードを開始して下さい。

 

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メディアの種類を選択: 手順1では、復元したいデータのあるメディアを選択します。復元対象のメディアを選択して下さい。選択した内容に応じて、プログラムが自動的に正しい復元方法を実行します。

 

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HDD: 内蔵HDDまたはeSATASSDなどの外付けストレージ上のデータを復元します。

注意: デバイスはOS上のディスクマネージャーで認識されている必要があります。

メモリー機器: USBメモリやUSB/Firewireのカードリーダに接続されたSDCFMMCなどのリムーバブルメモリ上のデータを復元します。

注意: デバイスはリムーバブルディスクまたはリムーバブルメディアが使用できるカードリーダとして認識されている必要があります。

光学メディア: CDCD-R/RWDVDDVD-R/RWなどの光学メディアからデータを復元します。

マルチメディアモバイル機器: デジタルカメラ、MP3プレイヤー、スマートフォンなどのマルチメディア・モバイル機器上のデータを復元します。

注意: デバイスはリムーバブルディスクまたはリムーバブルメディアが使用できるカードリーダとして認識されている必要があります。

RAIDシステム: RAIDシステム上のデータを復元します。RAID構成が壊れていても再構築することができます。詳細はこちらをご覧下さい。


 

スキャン対象ボリュームの選択: 手順2では、復元したいデータが存在するボリュームを選択します。ボリュームが見つからない場合には、ディスクを選択して下さい。 

手順1RAIDシステムを選択した場合、この画面上のツールバーからRAID再構築を選択することができます。

 

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ディスク: システム上でボリュームが表示されない場合、ボリュームが存在していたディスクを選択して「損失ボリューム検索」を行って下さい。

ボリューム: ボリュームが表示されている場合、そのボリュームを選択して下さい。

RAID: RAID0またはRAID5で構成されたHW RAIDまたはSW RAIDを選択して下さい。ツールバーから「RAID再構築」を選択して破損したRAIDシステムからデータ復元を行うことも可能です。詳細はこちらをご覧下さい。


 

復元方法の選択: 手順2でディスクまたはボリュームを選択すると手順3ではそれに合わせた復元方法を選択します。データ損失の状況に合わせた復元方法を選択して下さい。

画面下部で詳細表示オプションを選択することができます。

 

ス キャンを行うと、何千ものパスを失ったアイテムが検出される場合があります。これらの検出されたファイルは上書き等によって既に破損している可能性があり ます。スキャン結果から目的のデータを検出しやすくするために、簡易スキャンオプションがあります(デフォルトでは無効)。簡易スキャンは下記の動作を行 います:

  • フォーマットメディア復元: FAT/NTFSボリューム用。パスを失ったアイテムはスキャンされません。
    - 損失ボリューム検索:
    シリンダー境界上のみ検索します。この境界は損失ボリューム情報が存在している可能性が高くこれによってスキャンが速くなります。ボリュームが検出されない場合には、このオプションをオフにして下さい。ブロック単位の詳細スキャンが行われます。

ドライブが認識されない場合: 正常なボリュームをエクスプローラ風のインターフェースで表示します。正常なボリュームからデータを復元したい場合にこのオプションを選択して下さい。スキャンは行われません。

ゴミ箱から削除した場合: 誤 消去またはファイルがシステム上で検出されない場合にファイルを復元します。ゴミ箱を空にしてしまった場合やフォーマットメディア復元でファイルが見つか らない場合にこのオプションを選択して下さい。スキャンはブロック単位で行われ、ボリュームの未使用ブロックをファイル定義を使用してスキャンします。ほ とんどの場合、元のファイル名は復元されません。

フォーマットした場合: フォー マット済メディアからデータを復元します。このオプションは、誤消去の場合またはファイルがシステム上で検出されない場合にも有効です。スキャンにはより 多くの時間がかかりますが、データ復元の可能性は高くなります。スキャンはボリュームの各ブロックに対して行われます。

 

損失ボリューム検索: 

手順2で ボリュームではなくディスクを選択した場合、「損失ボリューム検索」オプションが表示されます。このオプションは、ファイルシステムが破損している場合や ボリュームが検出できない場合にボリュームを復元するのに適しています。詳細オプションでは、ボリュームを限定してスキャンを早く行うこともできます。

損失ボリューム検索が終了すると、手順2の画面に戻ります。損失ボリュームが正しく検出されると、そのボリュームは緑色のアイコンとしてリストされます。

正常なボリュームと同じように、そのボリュームを選択して復元作業を行って下さい。

 

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選択内容の確認: 選択内容を確認してスキャンを開始します。内容に問題がなければ「次へ」をクリックしてスキャンを開始して下さい。内容を変更したい場合には、「戻る」をクリックして下さい。

スキャン: ディスクのサイズによってはスキャンに数時間かかる場合があります。スキャンウィンドウにログメッセージが表示されます。何か問題が生じた場合にはこのメッセージを確認して下さい。

 

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ファイルの保存: スキャンが終了すると、検出されたファイル・フォルダが右図のようにリストされます。この例の場合、「消去済ファイル復元」のスキャン結果として、多くのファイルが種類別に表示されます。

スキャンで検出されたデータを保存する場合、画面右側でファイルを選択し、保存アイコンをクリック(または右クリックメニューから保存を選択)して下さい。複数のファイルを選択する場合、ShiftキーまたはCtrlキーを押しながら操作を行って下さい。

保存先を指定するダイアログが表示されます。保存先を選択してOKをクリックして下さい。

注意: 保存先に元データのあるドライブを選択してはいけません。保存先は常に元データのあるドライブとは別のドライブを指定して下さい。

 

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Eメール復元」 –この機能では、ユーザがEメールの種類を指定できます。現存するものと削除された両方のEメールを表示し、印刷やディスクへ保存することができます。

1.     メールファイルを含むフォルダを選択し、使用しているメーラー(Outlook ExpressOutlookEudoraMozillaBeckyWindows Live Mail)を選択します。

2.     右側のツリービュー内のメールボックスフォルダを選択します。

3.     リストボックス内のメールアイテムを選択します。

4.     選択したメールアイテムを保存、または印刷します。

 

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ツールバー

ここで、各メニューやツール·バーの項目の詳細な説明があります。

メニューバー

 

ファイル:
[ファイル]メニューで、次のことができます:

ディスクのリストをリフレッシュする - システムの再チェック可能なディスクを。
回復のレポートを保存します
- 属性など、選択したファイルのレポートを保存します。
終了
- プログラムは終了します。 

編集:
[編集]メニューで、次のことができます:

保存操作中にファイル - すべてを選択するかを選択します。また、個々のファイルを選択または選択解除するには、Ctrlキーを使用することができます。

検索:
検索メニューで、次のことができます:

[検索]メニューでは、特定のキーワードに対してファイルやフォルダを検索するための"ファジィ検索"を有効にすることができます。あいまい検索では、多くのヒューマノイドの検索モードです。 '惑星'の非ファジー検索では、ファイル'原始'、または '惑星'一致しません。しかし、ファジー検索では、彼らはでしょう。

エクストラ:エクストラメニューが使用可能になります:

リモート復旧を選択し、プログラムのオプションを変更します。リモート回復の詳細については、リモート回復のセクションをご覧ください。オプションの詳細については、オプションのセクションをご覧ください。

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オプション: オプションアイコンをクリックするとオプションスクリーンが表示されます。オプションスクリーンではこのプログラムのデフォルト値などを設定することができます。

「全般」では、「ログ」と「表示」オプションを設定します。

ログ: 毎回プログラム起動時にfrc_log.txtに保存されるログ情報を設定します。ログファイルはすぐに大きくなるので、「現在のログ項目」では、情報のみを指定して下さい。そのほかのオプションは、トラブルシューティングなどで使われます。

ログレベルの情報量は昇順です。:

NONE: ログ出力できません。

REPORT: 報告の状態が付いたのメッセージしかログできません。ログファイルボリュームがとても小さい。

ERROR: 下位レベルにおけるメッセージのすべて +エラー状態付きの メッセージがログできます。

WARNING: 下位レベルにおけるメッセージのすべて +警告状態付きの メッセージがログできます。

INFO: デフォルト設定; 下位レベルにおけるメッセージのすべて +情報状態付きの メッセージがログできます。

DEBUG: 下位レベルにおけるメッセージのすべて +デバッグ状態付きの メッセージがログできます。この設定は、開発用デバッグ情報の返しに使います。

DEBUG2: 下位レベルにおけるメッセージのすべて +最高デバッグ状態付きの メッセージがログできます。開発専用です。サイズの大きいログファイルが保護されます。

表 示: 表示オプションを設定します。「詳細モードを有効にする」は、上級者向けで、詳細な復元機能が使用できます。メニュー上に多くのオプションが表示され、復 元ファイルやパラメータを自由に設定することができます。「空のフォルダを自動的に削除する」は、スキャン結果のツリー表示にて不要な空フォルダを自動で 削除します。  

「復元」では、「ファイルタイプ」、「スキャン範囲」、「スキャンオプション」、「詳細スキャンオプション」、「不良ブロック管理」の設定を行うことができます。
ファイルタイプ: スキャン時間を短くし検出ファイルを少なくするために、検出ファイルタイプを限定することができます。 全てのスキャン方法に適用できます。特にRAWファイルモードでスキャンを行う時に効果があります。

スキャン範囲: 大容量のHDDをスキャンする場合、HDD上のスキャン範囲を限定して効率よくスキャンを行うことができます。このオプションはスキャン時間が短くなり検出ファイル数が少なくなる効果があります(しかしながら検出率が落ちるため範囲を限定することは推奨しません)。全てのスキャン方法に適用できます。

 

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スキャンオプション: スキャン時間やファイル検出率を向上させるためにスキャンオプションを設定します。

 

復元するファイルの最大ファイル·サイズを設定するオプションもあります。スキャン後にファイルのサイズを変更するには、ファイルを右クリックし、「サイズ変更]を使用する必要があります。

 

同一ファイル名を保存する際のファイル名自動変更:  samefile0.txt, samefile1.txt, samefile2.txt

フォーマットした際に削除されたファイルを検出: この機能をアクティブ化して、FATボリュームをフォーマットした際に削除されたファイルも検出します。

ルートのみ検出: この機能は、NTFS ボリュームのフォーマット後のスキャン効率向上につながります。特に、ファイルツリーに削除や新規データの上書きが多い場合、本機能をアクティブ化してください。大きいNTFS ボリューム上では、メモリーの消費が高すぎるとスキャン中にオペレーティングシステムによって「メモリー領域不足」エラーメッセージが表示されることがあります。

スキャン中のエラーを全て無視スキャン中に発生した全てのエラーを無視し、リカバリースキャンエンジンを続行させます。エラーが発生した場合でも、エラーメッセージを表示しません。

 

 

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詳細スキャンオプション: 上級者向けのスキャンオプションを設定します。

自動ブロックオフセット検出デジタルカメラのフラッシュメディアのリカバリー機能の一つです。フラッシュメディアではファイルのスタートとブロック境界が異なります。この相違はスキャンがスタートする前に自動的に検出されるので、結果ツリーにてよりよい結果を取得できます。「Raw分析」で一つもファイルが見つからない場合、この機能を選択して下さい。

ブロックのバッファサイズを設定し、連続したブロックサイズでイメージ作成およびディスクコピーを行います。OSへのコマンドにおける特定読み込み/書き込みバッファサイズで、多数のディスクの読み込み速度が速くなります。例えば、稼動速度を上昇させるため、外付けUSB ハードディスクには一般に大きいバッファサイズが必要とされます。一方、物理的に破損されたメディアがサイズの小さいバッファを使うと、よりよい画像の作成/コピーできます。物理的に損傷されたメディアを読み出すため、小さいバッファサイズを設定すると、復元の可能性は高くなりますが、より長いスキャン時間が必要となります。

破損動画ストリームを結合:サイズの大きいビデオファイルは、断片化されやすく、断片化する確率はかなり高くなるのが一般的です。「Raw分析」ではファイルシステムの情報を使わずに断片化された動画の破片をすべて検出し、すべての破片を単一ファイルとして表示します。 「Raw分析」によるビデオ破片の結合を実行させたい場合、本機能をアクティブ化してください。

 

 

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「不良ブロックの管理」では、不良ブロックに対する処理を設定します。

デフォルトの処理は、不良ブロックが見つかったらリカバリー処理を停止させることになるので、ポップアップエラー・メッセージを一切表示しません。

「不良ブロックの自動追加」が選択されると、「不良ブロック・マネジメント」モジュールでは、すべての不良ブロックを内部リストに追加します。
「表示エントリの自動スキップ」が選択されると、不良ブロックに再接続しなければならないごとに、自動的にスキップされます。

編集フィールドにブロック範囲を入力し、右側の「エントリー追加」をクリックすることによって、手作業で不良ブロックを追加できます。範囲の開始と終了を設定することによって、不良ブロックを追加します(単一ブロックの場合は、ブロック16からブロック16までのように記入)。
 「高速不良ブロックスキップ」が選択され、読み込みリクエストが不良ブロック範囲に入ると、読み込みリクエスト全体がスキップされます。即ち、読み込み動作が8MB読み込もうとする際、2ブロックが不良(=ブロックサイズ512バイト付きメディアに1024 バイトの容量がある)である場合、8MBが全部スキップされます。不良ブロックが数多くある大きい不良メディアのスキャン速度に支障ある場合にのみ、本機能を使います。

読み込み動作がエラーとなるごとに、ステータスバーの左側のボタンにあるディスクエラーカウンタが増えます。ログファイルには、発見された不良ブロックの詳細情報を含みます。

破損したメディア/不良ディスク取り扱い重要注意事項:
不良ブロックを含む不良/破損ディスクイメージの作成を推奨します。不良メディアにおいて読み込み動作が実行されるごとに、不良ブロック数が増えます。この場合の最良およびもっとも安全なソリューションは、バースト/ブロックのサイズを512-4096バイト(4096 バイトはより速いが、頼りにならない)と設定し、ディスク全体を外部ファイルへイメージ保存することです。

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リモート復元: リモート復元は、VNC (http://www.realvnc.com)の使用によってサポートされ、2つのコンポーネントで構成されています。メニューバーの「ツール」タブからリモート復元を実行します。

VNCの使用を開始するには、サーバを実行してからビューアで接続します。サーバを起動するときには、IPアドレスまたはDNS名とコントロールを許可したいコンピュータのポート番号を入力する必要があります。

リモートで他のコンピュータを制御するために使用されます。上記の手順からシステムのポート番号を入力して「ビューアを起動します」をクリックします。

ターゲットとなるコンピュータのリモートビューが表示され、現在そのシステムのプログラムや他のコンピュータの機能を制御することができます。ビューアを閉じると接続がクローズされ、リモート復元も終了します。

 

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イメージファイル作成: 復元対象ドライブのバックアップイメージを作成します。このオプションは、ドライブが不安定な時、またはドライブを返却しなければならない時などに有用です。

イメージファイルの読み込み: 「イメージファイル作成」で作成したバックアップイメージを読み込みます。別のイメージングツールで作成したイメージファイルの読み込みも可能です。

保存: スキャン済ファイルを保存します。保存先ドライブはスキャンを行う前にシステム上で認識されている必要があります。

検索: 復元したいファイルを検索します。検索には、ファイル名、タイプ等を入力することができます。「あいまい検索」も可能です。 

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RAID再構築

RAID再構築:

RAID再構築アイコンをクリックすると、RAID再構築ユーティリティが表示されます。

RAIDタイプとHDD数を選択してRAIDの再構築を行い、再構築したRAIDボリュームからデータ復元を行います。

この機能は、HDD自体は正常でRAIDコントローラが動作しなくなった場合に有用です。正常なHDDを同じまたは別のPC上にSATAで接続し、RAID再構築を行うだけでデータ復元を行うことができます。

始めに、復元するRAIDタイプを選択します。リストには一般的なRAIDタイプがリストされています。該当するRAIDタイプが無い場合、一般的なRAIDを選択して下さい。

パリティデータは1つのディスク障害に対する保護を提供するために、RAID5で生成されます。パリティデータは、回転パターンのすべてのメンバーディスク間で均等に分散されます。 RAIDの再構成は自動的にRAIDを選択するか分かっている場合、手動で回転パターンを選択することができますのタイプの最も一般的な回転パターンを選択します。

NONERAID0

FORWARD–右の非同期 (Silicon Image)

BACKWARD–左の非同期 (Adaptec, Generic, Promise)

FORWARDDYN–右側の同期 (Some Linux SW RAID)

BACKWARDDYN–同期式左 (AMI, Windows SW-RAID)

FORWARDDELAY

BACKWARDDELAY (HP/Compaq)

次に、RAIDを構築していたHDDの数を選択します。可能であれば、HDDを元と同じ順番に接続して下さい。解析時間が速くなります。

元のHDD接続順が分からない場合、「オプション>>」ボタンをクリックし「HDDの順番」を選択して下さい。このオプションは異なる接続順のHDDを解析します。

パラメータの設定後、「スキャン開始」ボタンをクリックして下さい。RAIDを構成しているHDDの解析が行われます。

スキャンではRAIDを構成するあらゆる組み合わせパターンが検出され、最も可能性の高いものから順にリストされます。

スキャン終了後、可能性の高いRAID構成の組み合わせパターンがリストされます。最もスコアの高いパターンがもっとも正しい可能性が高くなります。可能性の高い順に確認を行って下さい。

リストからパターンを選択し、「OK」をクリックして再構築したRAID内容を確認して下さい。

高度な知識を持ったユーザであれば、「オプション>>」ボタンをクリックして、開始セクタ、ストライプサイズ、パリティローテーション、HDDの順番を設定することも可能です。

手順2で再構築したRAIDが「RAID」として表示され、その中にパーティションが表示されます。そのRAIDが正しいパーティションであれば、他のボリュームと同様にそのパーティションの内容を表示し、データ復元を行うことができます。

リフレッシュディスクリスト(ファイルメニュー)オプションは、ディスクの一覧から追加されたすべてのRAIDボリュームを削除するために使用できます。

RAID」以下にパーティションが表示されない場合、RAID再構築のパラメータが正しくないと思われます。その場合、「戻る」ボタンをクリックしてパラメータを再設定して下さい。再度スキャンを行う必要はありません。

RAID」を選択して「詳細...」をクリックするとRAID再構築画面に戻ります。

 高度な知識を持ったユーザであれば、「オプション>>」ボタンをクリックして、開始セクタ、ストライプサイズ、パリティローテーション、HDDの順番を設定することも可能です。

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データの痕跡削除

tb_wipeデータの痕跡削除: このオプションを使う際には、細心の注意が必要です。一度データの痕跡を削除すると、情報を回復する方法はありません

ボリュームからデータの痕跡を永久に削除するには、画面右側にある削除対象のファイル、又はフォルダーを選択してください。選択してから、ツールバーにあるWipeアイコンをクリックして下さい

データ痕跡削除に関する警告が出て、継続されたいかどうかを問われます。データを削除したいと確信を持てない限りは、「はい」と答えないで下さい。「いいえ」と答えた場合は前の画面に戻ります。「はい」と答えた場合には、ボリュームからデータは永遠に削除されます



 

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その他のオプション

 ソート機能: スキャン後のファイルリスト画面では、各カラム(列)でソートすることができます。各カラムのヘッダをクリックすると、昇順・降順にリストが並び替えられます。

ポップアップメニュー: ほとんどの機能はポップアップメニューから実行することができます。選択したファイルまたはフォルダ上で右クリックを行い、ポップアップメニューから該当する機能を選択して実行して下さい。

ファイルの表示(HEX/テキスト表示): ビルトインビューワを使用してファイルの内容を表示することができます。ほとんどのビューワはシステムドライブに一時ファイルを作成するので、システムド ライブ上からデータを復元する場合、この機能は使用しないで下さい。一時ファイルが復元したいデータを上書きしてしまう可能性があります。

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